ディーラーによっては、新車販売の展示ブースに併設して、整備工場や修理工房を備えているところがあります。
消耗品や部品の交換、点検や整備、オイル交換などであれば、その場でも対応可能です。
一方、鈑金塗装となると、専用の塗装ブースが必要となり、塗料やシンナーなどの臭いが強い有機溶剤を使うことや溶接をする際には火気も用いるため、安全管理や環境などの問題から、店舗に併設した場所での作業が難しいケースも少なくありません。
そのため、東久留米市にあるディーラーに事故車を持ち込むと、その地域の鈑金塗装業者などの下請け業者にアウトソーシングされることも多いです。
一方、複数のディーラー店舗のセントラル整備工場となると、鈑金塗装も内製工場化されているケースがあります。
内製化とはアウトソーシングしていた業務を自社で行うことです。
作業のスピードアップ、コスト削減などにつながり、顧客にスピーディーにサービスを提供できるメリットがあります。